プロフィール
    マスモト トシロウ
    益本 俊郎
    MASUMOTO Toshiro
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    所属部局
    自然科学系
    農学部門
    所属学部・学科・コース等
    農林海洋科学部
    総合人間自然科学研究科(修士課程) 農林海洋科学専攻
    職名 教授
    連絡先
    E-Mail toshkochi-u.ac.jp
    TEL 088-864-5159
    専門分野
    魚類栄養飼料学 魚類生理生化学
    主な研究テーマ・活動
    養殖魚(ブリ、マダイ、カンパチ、ヒラメなど)を健康に育てることができる餌や飼育技術について魚の立場に立って研究しています。たとえば、無理なく消化吸収ができる餌の物性やそれぞれの魚の種類に適した栄養バランスを魚の調べたり、ストレス負荷を軽減できるようなサプリメントについて探しています。マグロやウナギの餌にもチャレンジします。
    また、魚が人工的な飼育環境で受けるストレスの強さを調べ、より良い飼育環境や給餌方法を考えることと、栄養素などを強化してストレスや病気に強い魚を育てます。
    研究についてのPR
    魚は栄養価が高くヘルシーな食べ物ですが、肉に比べ割高感があるのが難点です。そこでもっと身近に魚を食べてもらおうと思い、魚の養殖について研究しています。中心は魚の食(餌)と住(飼育環境)についてです。私たちの研究では、魚に適した飼料を工夫して考え、その餌で実際に魚を飼育してその結果で餌の良し悪しを判断します。もちろん外見だけでは良くわからない場合が多いので、魚の体の血液や組織成分を分析したり、酵素や遺伝子の発現を調べたりして、飼料栄養素の効果を判定します。もちろん味も大切ですね。これらの結果を参考にして、実用可能な飼料の開発につなげます。最近では、できるだけ環境を汚さない餌(環境負荷低減飼料)や今まで利用されていなかった水産加工副産物を使った飼料の開発もしています。
    社会人・生徒を対象として可能な講演・授業
    魚のからだをみてみよう
    私たちが食べている養殖魚の話
    消化酵素の実験
    基本事項
    学位
    学術博士 (ワシントン大学)
    水産学修士 (鹿児島大学)
    委員歴・役員歴
    2020年4月 - 2023年3月 高知県 高知県マリンイノベーション検討委員会
    研究活動
    著書
    4.3飼餌料
    ブリ類の科学
    朝倉書店 2019年6月
    論文
    PENGARUH PAKAN YANG DISUPLEMENTASIKAN DENGAN LECITHIN KEDELAI DAN LALAT TENTARA HITAM TERHADAP KINERJA PERTUMBUHAN DAN PEMANFAATAN LIPID IKAN MAS (Cyprinus carpio L.)
    Wastu Ayu Diamahesa, Toshiro Masumoto
    Journal Perikanan 13 (2) 456-464 2024年1月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    Effects of natural feeding stimulants and glutamic acid supplementation on the feed intake, growth performance and digestive enzyme activities of red sea bream (Pagrus major) fed fish meal‐free soy protein concentrate (SPC)‐based diet
    TolaSiriporn, Haruhisa Fukada, Toshiro Masumoto
    Aquaculture Research 50 1912-1920 2019年5月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    Effects of feeding a fish meal-free soy protein concentrate-based diet on the growth performance and nutrient utilization of red sea bream (Pagrus major)
    Tola et al
    Aquaculture Research 50 1087-1095 2019年3月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    Effects of alcohol extract of defatted soybean meal on growth performance and digestive physiology of yellowtail Seriola quinqueradiata
    Nguyen et al
    FS 86 99-106 2017年1月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    学会発表
    アナゴにおける直接法と間接法で求めた消化吸収率の比較
    Wastu A. Diamahesa、 益本俊郎
    2023.9.19 - 2023.9.22
    廃棄アマノリ等未利用タンパク質源のアワビ飼料への有効利用
    房前ら
    2016.9.8 - 2016.9.11
    スジアオノリによる魚類養殖由来の窒素負荷軽減効果
    Diamansa et al
    2016.9.8 - 2016.9.11