プロフィール
    ウケダ ヒロユキ
    受田 浩之
    UKEDA Hiroyuki
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    所属部局
    学長
    所属学部・学科・コース等
    職名 学長
    連絡先
    E-Mail hukedakochi-u.ac.jp
    住所 高知市朝倉本町2丁目17-47
    TEL 088-844-8555
    FAX 088-844-8556
    専門分野
    食品分析学、食品化学、食品機能学
    主な研究テーマ・活動
    1. 食品成分(栄養成分、色・味・香りなどの感覚機能成分、健康の維持・増進作用を有する生体調節機能成分)の分析技術の開発
    2. 健康の維持・増進に役立つ食品成分の検索とその利用
    3. 海洋生物資源の食品利用
    4. 乳製品の品質管理技術の確立(メイラード反応の化学)
    研究についてのPR
     研究テーマは「食品機能を測る・探す・確かめる」です。
     食品には健康の維持・増進に寄与する有用な成分が含まれています。私は、主に高知県で得られる各種農水産物(碁石茶、ニラ、ショウガ、ナス、カツオなど)が有する健康の維持・増進効果を解明することを目的に、簡易・迅速な機能性評価技術の開発、並びにその技術を駆使した地域資源の機能性評価と、関与成分の構造解析を試みています。
     これまでに、種々の病気の原因と考えられている活性酸素(スーパーオキシドアニオン)の消去能(抗酸化能)を簡便に評価できる分析技術を確立し、商品化致しました。本測定キットは生化学や食品化学の分野で世界的に広く利用されています。また食品の機能性成分の検索を行った成果は、すでに「血圧が高めの方に適した食品」と表示された特定保健用食品の誕生に結びついています。
    社会人・生徒を対象として可能な講演・授業
    社会人対象:「食と健康」
     油が傷んだり、味噌、醤油が着色する現象は老化や生活習慣病の発症モデルになります。講演ではこれらの現象がなぜ老化や生活習慣病のモデルになるのか、またそこから導き出された二つの因子、活性酸素とメイラード反応について解説します。それらの原因を科学的に理解した上で、どんな食品がそれらの予防に有効であるかを一緒に考えてみます。
    生徒対象:「健康に暮らすための食生活を考える」
     病気の原因を活性酸素とメイラード反応の面から説明し、その予防に有効な食品成分を解説します。食品科学の最新知見から明らかになった病気予防の究極の食べ物は?・・・・実は日本人が伝統的に食べてきた味噌汁をはじめとする「和食」だったのです。
    基本事項
    学位
    農学博士 (九州大学)
    農学修士 (九州大学)
    職歴
    1986-1991 九州大学 助手
    1991-1992 ドイツ国立バイオテクノロジー研究所 客員研究員
    委員歴・役員歴
    2016-2019 香南市産業振興計画策定委員会 委員長
    2016-2019 第38回全国豊かな海づくり大会高知県実行委員会委員
    2017-2019 日本カツオ学会 副会長
    2017-2019 南国市行政計画審議会委員
    2017-2019 高知市まち・ひと・しごと創生有識者会議 委員長
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    受賞
    日本食品科学工学会奨励賞(1995)
    日本分析化学会フローインジェクション分析研究懇談会 フローインジェクション分析進歩賞(1998)
    日本分析化学会フローインジェクション分析研究懇談会 学術賞(2008)
    所属学会
    日本農芸化学会(中国四国支部評議員 2002-)
    日本分析化学会(中国四支部幹事)
    日本食品科学工学会
    日本機能性食品医用学会(評議員 2003)
    海洋深層水利用学会
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    学歴
    九州大学 農学研究科 食糧化学工学(1984)
    九州大学 農学部 食糧化学工学科(1982)
    研究活動
    著書
    図説フローインジェクション分析法 基礎と実験
    廣川書店 1989
    Assay of Enzyme Superoxide Dismutase
    Recent Re. Devel. Anal. Biochem. 2001
    Analysis on Maillard Reaction Products in Food Using Tetrazolium Salt XTT
    Current Topics in Analytical Chemistry 2002
    食品酵素化学の最新技術と応用 ―フードプロテオミクスへの展望―
    シーエムシー出版 2004
    Sample Preparation
    Encylopedia of Analytical Science Second Edition 2004
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    論文
    加熱イワシ筋肉のペプシン加水分解物中に存在するアンジオテンシンI変換酵素阻害ペプチド
    日本農芸化学会誌 66 (1) 1992-
    ビタミンK<sub>3</sub>をメディエーターとして用いた酸素消費型酵素センサーによるエタノールの
    分析化学 38 (11) 1989-
    アルコール脱水素酵素とBacillus licheniformis由来のNADH酸化酵素を用いた溶存酸素消費に基づくエタノールのフローインジェクション分析
    分析科学 9 (6) 779 1993-
    グルタルアルデヒド活性化担体上への牛血清アルブミン結合過程の動力学的解析
    分析科学 9 (5) 617-623 1993-
    微生物電極に基づいた牛乳中の短鎖脂肪酸のフローインジェクション分析
    農芸化学及び食品化学雑誌 40 (11) 2324-2327 1992-
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    特許(品種登録を含む)
    アンジオテンシンI変換酵素活性の測定方法
    スーパーオキシドジスムターゼ活性および活性酸素の測定法
    牛乳の評価方法及び評価キット
    魚介類用餌飼料
    抗ピロリ菌組成物と、その製造方法
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