1.中国の歴史を文献に基づいて研究しています。とくに宋代から清代までの家族や宗族、知識人について専門的に勉強しています。ただし、大学ではインドやイスラーム、中央アジアの歴史なども教えています。
2.日本や韓国、朝鮮を含む東アジアの交流史についても研究しています。とくに宋代に日本から中国へ渡った成尋の『参天台五臺山記』という日記を分析して、当時の東アジア交流や中国社会の実態を研究しています。
3.高知県に残されている「漢籍」の調査を行い、近世から近代における土佐の思想や文化を、漢学という視点から研究しています。