プロフィール
    ムラヤマ マサフミ
    村山 雅史
    MURAYAMA Masafumi
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    所属部局
    総合科学系
    複合領域科学部門
    所属学部・学科・コース等
    農林海洋科学部
    総合人間自然科学研究科(博士課程) 黒潮圏総合科学専攻
    総合人間自然科学研究科(修士課程) 農林海洋科学専攻
    職名 教授
    すべての人に
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    守ろう
    パートナーシップで
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    連絡先
    E-Mail murayamakochi-u.ac.jp
    TEL 088-864-6718
    専門分野
    同位体地球化学,古海洋学,海洋地質学
    主な研究テーマ・活動
    テーマ
    ・安定,放射性同位体を用いた海洋コアの高精度年代測定と古環境復元
    ・同位体を用いた陸域?海域における物質循環の解明
    研究についてのPR
    安定・放射性同位体を用いて,海洋コアや堆積物や海水などの高精度年代測定を行い,海洋古環境の復元を行っている.高精度年代測定は,他の海域から採取された海洋コアや氷床コア,湖沼コアなどと高精度な対比を行う上で必要不可欠である.過去に,グローバルやローカルに起こった環境イベントの同時性や前後関係を明らかにすることが出来る.
     また,同位体は,地球上で起こるマクロからミクロレベルの物質循環を解明する上で貴重なツールになる.例えば,地球温暖化ガスの1つとして知られている二酸化炭素(CO2)が,大気圏,水圏(天水や河川水,海洋水),地圏,生物圏などの相互の循環システムの中でどのように拡散・移動・貯蔵されているのかを解明できる.近年,天然資源として注目を浴びているメタンハイドレートの生成起源も,その炭素同位体比から「生物発酵起源」なのか,地下深部由来の「熱分解起源」なのか特定することが可能である.
    以上のように,様々な種類の安定・放射性同位体を使った「同位体地球化学」は,地球科学,特に環境地球科学の諸問題に大きく貢献している.
    社会人・生徒を対象として可能な講演・授業
    ・ 地球深部掘削から何がわかるか?
    ・ 統合国際深海掘削(IODP)って何?
    ・ 放射性炭素同位体を使った年代測定法の原理と応用---地球科学から考古学まで---
    ・ 研究船における生活と海洋調査法の実際
    寄港地見聞録(アメリカ,オーストラリア,フィリピン,マレーシア,パプアニューギニア,インド,ポルトガル,モナコ,ペルー,プエルトリコ,バルバドスなど)
    基本事項
    学位
    博士(理学) (1993年3月 東京大学)
    職歴
    2018年4月 - 高知大学 教育研究部総合科学系複合領域科学部門 教授
    2010年10月 - 2018年3月 高知大学 教育研究部自然科学系理学部門 教授
    2009年4月 - 2010年9月 高知大学 教育研究部自然科学系理学部門 准教授
    2006年4月 - 2009年3月 高知大学 海洋コア総合研究センター 准教授
    2003年4月 - 2006年3月 高知大学 海洋コア総合研究センター 助教授
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    委員歴・役員歴
    2012年4月 - 室戸ジオパーク推進協議会 顧問
    2020年4月 - 2022年3月 地球環境史学会 会長/評議員
    2007年4月 - 2012年3月 室戸ジオパーク推進協議会 運営委員
    受賞
    2021年12月 優秀口頭発表賞 種子島沖海底泥火山群から採取された堆積物の地球化学・年代分析による泥火山群出機構の解明 日本地質学会四国支部会
    2019年12月 優秀口頭発表賞 アラスカ湾沿岸域における最終融氷期の古環境変動―海底堆積物を用いた解析― 日本地質学会四国支部会
    2019年9月 優秀ポスター発表賞 四国四万十帯カルサイト脈のδ13C・δ18Oからみた沈み込み帯の温度断面における流体の起源 日本地質学会
    2018年12月 優秀ポスター賞 モンゴル南部の湖底堆積物から復元する最終氷期~完新世の古環境変動 日本地質学会四国支部会
    2018年6月 優秀ポスター賞 Reconstructing Indian summer monsoon variability 国際有孔虫学会
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    所属学会
    2013年 - 日本地球環境史学会
    2003年 - 日本地球惑星科学連合
    1997年 - 日本地球化学会
    1992年 - 日本古生物学会
    1992年 - 日本第四紀学会
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    学歴
    1989年4月 - 1993年3月 東京大学 理学系研究科 地質学専攻
    1987年4月 - 1989年3月 高知大学 理学研究科 地学専攻
    1983年4月 - 1987年3月 高知大学 理学部 地学科
    研究活動
    著書
    エネルギー資源としてのメタンハイドレート
    村山雅史
    中島出版 2022年4月 (ISBN: 978?4?904191?17?0)
    論文
    A marine record of Patagonian ice sheet changes over the past 140,000 years
    Hagemann, J.-R., Lamy, F., Arz, H- W., Lembke-Jene, L., Auderset, A., Harada, N., Ling Ho, S., Iwasaki, S., Kaiser, J., Lange, C. B, Murayama, M., Nagashima, K., Nowaczyk, N. R., Martinez-Garcia, A., Tiedemann, R.
    Proceedings of the National Academy of Sciences 2024年3月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    Distribution of microplastics in bathyal- to hadal-depth sediments and transport process along the deep-sea canyon and the Kuroshio Extension in the Northwest Pacific
    Tsuchiya, M., Kitahashi, T., Nakajima, R., Oguri, K., Kawamura, K., Nakamura, A., Nakano, K., Maeda, Y., Murayama, M., Chiba, S., Fujikura, K.
    Marine Pollution Bulletin 199 2024年2月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    Active sediment transport along trench axis: insights from X-ray fluorescence core scanning and magnetic analysis of marine sediments in the southwestern Ryukyu Trench
    Hsiung, K. -H., Kanamatsu, T., Ikehara, K., Murayama, M., Yamamoto, Y.
    Geoscience Letters 10 (49) 2023年10月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    Multi-proxy evidence for sea level fall at the onset of the Eocene-Oligocene transition
    De Lira Mota, M. A., Jones, T. D., Sulaiman, N., Edgar, K. M., Yamaguchi, T., Leng, M. J., Adloff, M., Greene, S. E., Norris, R., Warren, B., Duffy, G., Farrant, J., Murayama, M., Hall, J., Bendleet, J.
    Nature communications 2023年8月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    Origins of sediments and fluids in submarine mud volcanoes off Tanegashima Island, northern Ryukyu Trench, Japan
    Ijiri, A., Setoguchi, R., Mitsutome, Y., Toki, T., Murayama, M., Hagino, K., Hamada, Y., Yamagata, T., Matsuzaki, H., Tanikawa, W., Tadai. O., Kitada, K., Hoshino, T., Noguchi, T., Ashi, J., Inagaki, F.
    Frontiers in Earth Science 2023年7月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
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    学会発表
    Sea level, nutrients, phytoplankton productivity and extinction through the onset of Antarctic glaciation
    Hagemann, J. R., Lamy, F., Arz, H. W., Lembke-Jene, L., Auderset, A., Harada, N., Ho, S-L., Iwasaki, S., Kaiser, J., Lange, C. B., Murayama, M., Nagashima, K., Nowaczyk, N., Martínez-Garcia, A., Tiedemann, R.
    2023.12.11 - 2023.12.15 AGU
    人新世における高知県浦ノ内湾の海洋環境変動 -重金属および有機物解析から-
    神徳理紗,村山雅史,新井和乃,原田尚美
    2023.12.3 - 2023.12.4 地球環境史学会
    室戸岬沖から採取された海洋コア中の有機物とその運搬に関する研究
    阿久津紗梨, 村山雅史, 芦寿一郎, 穴井千里, 山本裕二, 原田 尚美
    2023.12.3 - 2023.12.4 地球環境史学会
    マルチプルコアラーの改造による長尺の不攪乱試料採取の試みII
    亀尾桂, 竹内誠, 芦田将成, 波多野泰成, 中西諒, 黒田 潤一郎, 芦寿一郎, 村山雅史
    2023.12.3 - 2023.12.4 地球環境史学会
    完新世北極古気候 ・古海洋研究チ ーム,西部北極海の後期完新世環境復元(予察結果)
    山本正伸, 清家弘治, ポリアク レオニド, ゲメリ ローラ, ジョ ヨンジン, 内田翔馬, 小林稔, 小野寺丈尚太郎, 村山雅史, 岩井雅夫, 山本裕二, ジョルダン リチャード, 山田桂, 堀川恵司, 朝日博史, 安藤卓人, 鈴木健太, 加三千宣, 永淵修, ダヴィド ロイック, スザレク レナータ, 菅沼悠介, 大森貴之
    2023.9.21 - 2023.9.23 日本地球化学会
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