プロフィール
    ヤノ ヒロミツ
    矢野 宏光
    YANO Hiromitsu
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    所属部局
    人文社会科学系
    教育学部門
    所属学部・学科・コース等
    教育学部
    総合人間自然科学研究科(修士課程) スポーツ・芸術文化共創専攻
    職名 教授
    連絡先
    E-Mail h-yanokochi-u.ac.jp
    住所 高知大学教育学部1号棟205 スポーツ心理学・剣道研究室
    TEL 088-844-8426
    FAX 088-844-8426
    専門分野
    スポーツ心理学、運動心理学、健康心理学 剣 道(剣道教士七段)
    主な研究テーマ・活動
    ・競技選手及びチームを対象とした「メンタルトレーニング」と「メンタルマネジメント」の実践的研究
    ・アスリート及び指導者の「アンガーマネジメント(怒りのコントロール)」
    ・スポーツ場面・組織における「ヒューマンエラー防止」の取り組み
    ・身体運動・身体活動が心理的側面(自己概念や気分など)に与える効果
    ・心理的方法論を導入した新たな剣道指導法の開発
    ・学校教育・社会教育内で実施する武道教育と授業づくり
    研究についてのPR
    研究活動の中で一貫して「心と身体のつながり」に焦点をあて、実践的な研究を行っています。以下に最近の研究概要を記載しております。
    1)現在、オリンピック代表選手や候補選手のメンタルサポートに従事しています。スポーツ・武道の競技選手が試合場面で自己のパフォーマンスを十分に発揮するためには、どのような心理的要因が重要なのか、またより有効なメンタルトレーニングやメンタルマネジメントにはどのような心理的方法論を用いるべきか実践的な研究を進めています。
    2)スポーツ競技選手およびスポーツ指導者を対象とした「アンガーマネジメント(怒りのコントロール)」に関する研究を行っています。アスリートがパフォーマンス向上のために身に付けるべき「怒りのコントロール」とスポーツ指導者が暴力や体罰に至らないためのスキルとしての「怒りのコントロール」について、心理学的方法論をベースにしたプログラムの開発と分析をしています。
    3)スポーツ場面・組織で発生する「ヒューマンエラー」を防止するための実践的な研究を行っています。効果的なスポーツ場面での指導法や適切なスポーツ組織を運営するための取り組みを、心理学的方法論を軸としながら検討・分析しています。
    4)様々な地域に暮らす中高齢者を対象として、心身の健康増進プログラムの開発・評価を行っています。プログラムの特徴は、軽度の身体活動やレクリエーションを用いて高齢者のうつ傾向や不安傾向を低減させ、心理社会的な健康度の向上を図るというものです。地域の特徴に即したテーラーメイドなプログラムの作成がポイントとなります。近年は研究対象を「子ども」にまで拡大した研究を展開しています。
    5)2012年度から義務教育で実施されている武道必修化をふまえ、心理学的方法論の適用によって、より具体的で効率的な武道授業及び指導法を実現するための実践的・実証的な研究を進めています。健常な児童・生徒のみならず、障がいのある子ども達も“楽しめる”武道の授業を追求しています。
    社会人・生徒を対象として可能な講演・授業
    ・勝負の前に知っておくこと ~メンタルトレーニングの基礎~(Sub.<対象者> 競技者、指導者)
    ・競技力向上を目指したメンタルトレーニングとメンタルマネジメントの実践(Sub. アスリート、指導者)
    ・スポーツ場面におけるアンガーマネジメントの活用(Sub. アスリート、競技者、指導者、組織)
    ・いま求められるヒューマンエラー防止に向けた取り組み(Sub. 指導者、組織)
    ・スポーツ・教育現場で暴力行為が起こらないための取り組み(Sub. 指導者、組織)
    ・健康でいきいきと暮らすためにはどんな考え方や行動が必要か? (Sub. 生徒、高齢者、行政)
    ・身体運動を用いた心身の健康増進プログラム(Sub. 個人、行政)
    基本事項
    学位
    博士(心理学) (名古屋大学)
    修士(体育学) (東海大学)
    学士(体育学) (東海大学)
    職歴
    1997年4月 - 2011年3月 聖カタリナ大学人間健康福祉学部
    1995年4月 - 1997年3月 東海大学体育学部
    委員歴・役員歴
    2023年12月 - 高知県文化生活スポーツ部 「高知県スポーツの殿堂」選考委員会委員
    2023年9月 - 高知市教育委員会 高知市持続可能なスポーツ・文化芸術活動に向けた部活動の環境整備検討委員会委員
    2023年9月 - 高知県文化生活スポーツ部 高知県立都市公園指定管理者審査委員
    2023年7月 - 高知県教育委員会 高知県における部活動地域連携・地域移行検討会議委員
    2023年4月 - 高知県文化生活スポーツ部 女性のスポーツ活動促進検討会委員
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    受賞
    2003年9月 優秀試合賞 第49回全日本東西対抗剣道大会 全日本剣道連盟
    所属学会
    2016年 - 日本ウエルネス学会
    2001年 - 日本心理学会
    2001年 - 日本教育心理学会
    1995年 - 日本体育学会
    1995年 - International Congress Of Psychology(国際心理学会)
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    学歴
    2003年4月 - 2006年3月 名古屋大学大学院 博士 教育発達科学研究科 心理発達科学専攻<心理学>
    1990年4月 - 1992年3月 東海大学大学院 修士 体育学研究科 体育学専攻<運動心理学>
    1986年4月 - 1990年3月 東海大学 体育学部 武道学科 剣道コース
    研究活動
    著書
    公認スタートコーチ(スポーツ少年団)専門科目テキスト
    第3章2 心理学領域
    公益財団法人日本スポーツ協会 日本スポーツ少年団 2020年4月
    月刊「剣道時代」特集「自己分析で強くなる」 セルフチェックシート活用法 己を高めるために己を知る
    矢野宏光
    体育とスポーツ出版社 2018年10月
    月刊「剣道時代」特集 地力をつける「私の立切体験。その先に見えたもの」
    矢野宏光
    体育とスポーツ出版社 2018年5月
    剣道 心の鍛え方
    矢野宏光
    体育とスポーツ出版社 2018年4月 (ISBN: (ISBN: 9784884584146))
    月刊「剣道時代」特集 子どものやる気を引き出す これが使っていい言葉、使ってはいけない言葉
    矢野宏光
    体育とスポーツ出版社 2016年11月
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    論文
    知的特別支援学校中学部における「武道(剣道)」の授業開発について
    宇川浩之・矢野宏光・山口洸明・森本有矢子
    高知大学学校教育研究 第1巻 (第6号) 133-138 2024年3月 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著者
    幼児における運動への好意度の変化 ―Active Child Programを通して―
    玉瀬友美・矢野宏光・中塚健太郎・幸 篤武・宮本隆信・山本英作・前田和範・大崎  優・中山美香・岡谷里香・大西美玲・宮田信司
    高知大学教育学部研究報 0 (82) 27-33 2022年3月 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著者
    幼児のActive Child Programに基づく運動遊びの活動強度
    幸 篤武・矢野宏光・玉瀬友美・宮田信司・大西美玲・岡谷里香・中山美香・矢野優紀・大崎 優・中塚健太郎
    高知大学教育学部研究報 0 (82) 125-128 2022年3月 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著者
    女子中学生が剣道授業に対して抱くイメージの変容
    秋田裕太・矢野宏光
    武道学研究 第52巻 (第2号) 1-25 2020年3月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    指導現場における怒りのコントロール
    矢野宏光
    学校メンタルヘルス 22 (1) 22-26 2019年6月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 単著者
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    MISC
    「こころの強化書」第180回 大谷翔平 解説書⑥ 二刀流に挑む理由
    矢野宏光
    月刊「剣道時代」 3月号 140-140 2024年3月 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著者
    「こころの強化書」第179回 大谷翔平 解説書⑤ そのモチベーション
    矢野宏光
    月刊「剣道時代」 2月号 140-140 2024年2月 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著者
    「こころの強化書」第178回 大谷翔平 解説書④ 目標達成の法則
    矢野宏光
    月刊「剣道時代」 1月号 156-156 2024年1月 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著者
    「こころの強化書」第177回 大谷翔平 解説書③ そのパーソナリティ
    矢野宏光
    月刊「剣道時代」 12月号 140-140 2023年12月 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著者
    「こころの強化書」第176回 大谷翔平 解説書② 思考と態度
    矢野宏光
    月刊「剣道時代」 11月号 172-172 2023年11月 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 単著者
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    学会発表
    特別支援教育で実践する剣道授業の取り組み② ー木刀のみを用いた剣道形授業(KKP)が知的障害児の気分及び心理的側面に与える影響ー
    矢野 宏光・秋田 裕太・松本 秀彦・ 鈴木 恵太・宇川 浩之・山口 洸明・栗田 勇気
    2024.3.10 - 2024.3.10
    特別支援教育で実践する剣道授業の取り組み -木刀のみを用いた剣道形授業の安全性及び有効性と知的障害児に与える心理的影響-
    矢野宏光
    2023.3.5 - 2023.3.5 四国体育・スポーツ学会
    子どもの教育におけるアクティブチャイルドプログラムの特徴 ―こころのダイアグラムと身体活動量計を活用した評価―
    中塚健太郎・矢野宏光・幸篤武他
    2023.3.5 - 2023.3.5
    特別支援教育で実践する剣道授業の取り組み ― 木刀のみを用いた剣道形授業の安全性及び有効性と知的障害児に与える心理的影響 ―
    矢野宏光・宇川浩之・山口 洸明・森本有矢子・辻田亜子
    2023.3.5 - 2023.3.5
    CAMを競技場面に応用したメンタルトレーニングの試行
    秋田裕太・矢野宏光
    2015.3.7 - 2015.3.7 四国体育・スポーツ学会
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    共同研究・競争的資金等の研究課題
    科研費・その他競争的資金
    武道で知的障害児の心を育めるか?:特別支援教育で実践する新たな剣道授業の開発 日本学術振興会 科研費
    2023年 - 2026年 挑戦的研究(萌芽) 矢野 宏光
    就労移行/準備期にある精神障害者への「主観的健康観/体力促進プログラム」の開発 日本学術振興事業団 平成29年度科学研究費補助金
    2017年 - 2021年 基盤研究(C) 大井 美紀
    「武道の授業によって生徒の「心」を育む:小規模校で実践する新たな剣道授業の効果」 日本学術振興事業団 平成27年度科学研究費補助金
    2015年 - 2018年 挑戦的萌芽研究 (身体教育学) 矢野宏光
    就労移行/準備期にある精神障害者を対象とした自己効力感促進プログラムの効果 検証 日本学術振興事業団 平成26年度科学研究費補助金
    2014年 - 2017年 基盤研究(C) 大井美紀
    「武道の授業によって生徒の「心」を育む:小規模校で実践する新たな剣道授業の効果」 日本学術振興事業団
    2015年 - 2017年 挑戦的萌芽 矢野宏光
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    学内裁量経費
    子どもの心身及び社会性はこのようにして育まれる:我が国における新たな文化創造学習のモデル構築に向けた基盤研究 (ユニット的ボトムアップ研究プロジェクト)
    3年間
    小規模校で実施する効果的な遠隔授業方法の開発:対面授業とオンライン授業を複合的に用いたハイブリッド型遠隔授業の教育効果の検討(令和5年度教育研究活性化事業)
    1年間
    社会貢献活動
    広報・啓発
    JSPOみんなのACP
    日本スポーツ協会HP 日本スポーツ協会HP 2024年3月7日 - インターネットメディア