プロフィール
    ニシムラ ヒロユキ
    西村 拡起
    NISHIMURA Hiroyuki
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    所属部局
    医療学系
    連携医学部門
    所属学部・学科・コース等
    医学部
    総合人間自然科学研究科(博士課程) 医学専攻
    職名 講師
    連絡先
    E-Mail hnishimurakochi-u.ac.jp
    専門分野
    法中毒学
    主な研究テーマ・活動
    1)内因性γ-ヒドロキシ酪酸(GHB)に関する研究
    2)剖検例における体組織中ニコチン濃度の法医鑑定への応用に関する研究
    3)法医解剖時の解剖補助、筆記および薬毒物検査
    研究についてのPR
    1)濫用薬物であるGHBは死後に体組織中で多量に産生されるため、剖検試料からのGHB濫用証明は困難な場合がある。そこで摂取由来GHBと死後産生GHBとを鑑別するために、GHB産生に及ぼす諸種要因(死因や死後経過時間、病態など)に関する検討やGHBの分析試料として最適な試料の検索を行っている。
    2)古くから精神的ストレスと喫煙との間には正の相関関係があることが知られている。法医鑑定に係る中毒検査においてニコチンやその代謝物(コチニン)の分析をすること(=生前の喫煙状況を把握すること)は、例えば家屋火災被害者においては火災原因の究明や身元不明者においては個人識別に有用となるだけでなく、死者の死亡前の精神状態を把握するのに有用な指標となりうる。我々は自殺者の血中ニコチン濃度が非自殺者のそれと比較して有意に高値を示す傾向があることを把握しており、血中のニコチン濃度が自殺と非自殺との鑑別に有用であるか否かについて検討を行っている。
    基本事項
    学位
    医科学(修士) (高知大学)
    医学博士 (高知大学)
    所属学会
    日本法医学会
    日本法中毒学会
    日本中毒学会
    日本アルコール・薬物医学会
    学歴
    高知大学
    研究活動
    論文
    焼損したいにおける肺脂肪塞栓の頻度および程度
    古宮淳一、西村拡起、中西祥徳
    法医学の実際と研究 62 145-149 2019年12月 査読有り 研究論文(学術雑誌) 共著者
    MISC
    マウスmicroRNAの発現に及ぼすエタノール投与量の影響
    中西祥徳、西村拡起、濱田知里、古宮淳一
    DNA多型 32 93-7 2024年7月 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 共著者
    学会発表
    ベテランサーファーの事故死2例
    古宮淳一、西村拡起、濱田知里、中西祥徳
    2024.10.12 - 2024.10.12
    黒色食道が認められた急性カフェイン中毒の一剖検例
    西村拡起、濱田知里、古宮淳一
    2024.7.24 - 2024.7.25
    法医剖検例調査からみた高知県の過去20年間における住宅火災死亡事故の変遷
    西村拡起、濱田知里、古宮淳一
    2024.6.5 - 2024.6.7
    黒色食道を認めたカフェイン中毒の一剖検例
    濱田知里、西村拡起、古宮淳一
    2024.6.5 - 2024.6.7
    社会貢献活動
    講演
    検視のための中毒学概論
    検視講習会 高知県警察本部 2024年12月13日 -
    検視のための中毒学特論
    第18期検視実務専科教養 高知県警察学校 2024年7月23日 -